『乙女椿は笑わない』/高梨みつば 5話 (ココハナ5月号) あらすじ・感想です。
ネタバレ注意。

ざっくりあらすじ
椿の父はすでに病死。
葬儀を終えた椿は、斗真さんに会ってお礼を言います。
就職を機に一人暮らしを始めたことを後悔する椿を、斗真さんは優しくなぐさめてくれました。
一方、椿の父が亡くなり、百合子(椿の母)毎日泣いて過ごしていました。
そこへ斗真さんは椿から預かっていた物を持ってきます。
それは椿の父が「一生物」として大事に使っていた鉄のフライパンと、父から百合子に向けた一言の手紙。
百合子は耐えきれず声をあげて泣きます。
屋敷の人間が部屋へやってきたので、慌てて手紙を隠しますが、実は百合子に隠し子(椿)がいる事実はもうバレていました。
父の居酒屋を掃除する椿のもとに、百合子の養子・湊が現れ、嘘を行って椿を葛城家へと連れ込んでしまいます。
屋敷に到着し、何が何だかわからない椿に使用人たちはお帰りなさいませお嬢様と仰々しくお出迎え。
(別に笑うところではないが、ちょっと笑ってしまいました)
次回へ続く。
感想
やっぱりお父さんはすでに死んじゃってましたね。
ああ、お父さん好きだった・・・
まだまだ連載は続くはずですが、最終的には椿はお父さんの居酒屋を継ぐんじゃないかなーと早々に結末予想をしている私です。
スミカスミレと同じ作者さんなのですが、そういう温かい終わり方にしてくれそうな方なので・・・
ついに葛城家に引っ張り込まれてしまった椿ちゃんですが、文房具売り場(職場)はどうなるんだろう?
もう勝手に辞表とか出されているんだろうか。
当然、椿は屋敷になんか住みたくないし葛城グループの跡取りになどなりたくないと反発するはずですが、
葛城側の人間はそれをどうやって抑え込むのか。
椿はいざとなったら椿パンチ(キックボクシング仕込み)をお見舞いするのだろうか。
頼りになるのは斗真だけですが、今はおそらく椿の状況を把握していないのでしょう。
そうそう、大金持ちの社長なのにチリドッグとケバブ買う斗真さん、イケてるよね。
ココハナの中でも、連載を心から楽しみにしている作品の一つです。
これからの展開に期待。
1巻出てます。