『Bread & Butter』(ブレッドアンドバター)/芦原妃名子 34話 (ココハナ4月号) あらすじ・感想です。
前回からだいぶ間が空いたので、やっと続きが読めてうれしいです。
今号は表紙でした。桜がさわやかです。バケットおいしそう。
ネタバレ注意。
ざっくりあらすじ
純からの結婚報告に動揺しすぎてスマホを落っことす洋一。
純(41歳)は、年上のバツイチ男性と結婚することになったそうです。
洋一はびっくりしていましたが、未練があるというわけではなさそう。
一方、柚季と同じパン屋で働く五十嵐さん。
旦那にブチ切れ、「旦那のための家事」をやめる宣言!
五十嵐さんは自分のやりたいことをやる決意をし、
独立してパン屋を開くことにしたようです。
そこで、柚季は「いっしょに店をやらないか」と誘われました。
混乱して返事は保留。
次回。
感想
五十嵐さん、良いですね!
やっぱり旦那のためになんでもかんでもやっていてはいけないですよねー
家政婦じゃないのだから。
「心底どうでもよくなった」と言いながら離婚しないのは謎だなと思いました。
でも、「実はどうでもよくなっていない」ということを五十嵐さん自身も自覚しています。
仲良く笑ってパンを食べていた頃の記憶があるから・・・。
(ブルスケッタもパンコントマテもおいしそうだった)
それに、五十嵐夫は五十嵐さんの既成概念をいくつも壊してくれた人でもあります。
いいかげんなところもあるけれど、少なからず感謝や愛情があるのでしょう。
言いたいこと言って、そして次にやりたいことを見つけてスッキリした五十嵐さん。
柚季はまだ決めかねていますが、きっといっしょに店を出す展開になるのではないでしょうか。
パンの知識がすごい五十嵐さんと、実直でお金の管理が得意そうな柚季が組めば最強な気がします。
それにしても、家事を全くできなさそうな五十嵐夫が結構心配です。
まあ、自分だけの分なら何とかなるか・・・。
純と洋一の関係ですが、「未練」というわけではないんですよね。
15年間も付き合っていたから、別れた今でも、自分自身の行動や性格にお互いが少なからず影響している。
年数が年数だけに、なかったことにはできない・・・どころか、今でも大きな存在なのでしょう。
柚季にはそんな過去の相手はいないわけですが、
今までたくさんの人に出会って、「夫婦(orカップル)っていろいろだな〜」と学んできたので、
きっと洋一の気持ちを理解できるのではないかと・・・基本いい人ですし。
でも、柚季が箱根で店出して、洋一が東京のままだったら、二人に未来はないですよねえ。
やっぱり洋一がデジタルの技術をつけて引っ越してくるのでしょうか?
続き気になります。
8巻出てます。
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