『ハコイリのムスメ』28話のあらすじ・感想です。
やっぱり池谷先生の漫画はおもしろいなあ。
あらすじ
珠子たちは大学4年生になったので、就活の時期に入ってまいりました。
そこで、珠子は意を決して紀之に「就活どうするの?」と聞きます。
すると、「園田不動産に入るから就活はしない」との返答。
これで結婚は確定だ〜と思って珠子は喜ぶのですが、その一方で心のモヤモヤは消えない。
「紀之さんはやろうと思えば何でもできるはずなのに、園田家に閉じ込めて本当に良いのだろうか?」と思い悩み続けます。
この先紀之さんとずっと一緒にいられるのはこの上なくうれしい、でも、、、という感じで葛藤中。
そんな中、紀之は大ファンである作家の大森達夫と会えることになりました。
ものすごく喜んでいる紀之に、不安のようなものを覚える様子の珠子・・・
大森達夫関連で何か起こるのかな?
次回へ続く。
感想
珠子、悩んでますね〜。
紀之が「今さらコレ(婚約)ぶっ壊すとかありえない」と言ってるんですが、それは本当にそうだと思う。
園田家のおかげで紀之の両親の店がうまくいって、まだ小さい弟もいるし、実際家族が幸せなのは紀之もうれしい・・・というか、家族思いな人なので、その幸せを自分がぶち壊すなんてありえないのでしょう。
だから、壊せるのは珠子しかいないんですよね。
紀之に本音を言うっていうより、爺様に言ったほうがいいんじゃないかな。
「紀之さんと結婚したい気持ちは変わらないけど、就職は自由にさせてあげてよー」的な。
現時点で、珠子は「波風ひとつ立てずに、来年紀之さんを地元に連れ帰りたい」と思ってるんですけど、これって
結婚を「ゴール」だと思ってる典型パターンですよね。
無事結婚できたとして、それで終わりじゃないし・・・
来年無事に連れ帰ったところで、別に将来は保証されてないよね・・・
実際珠子の母親も離婚してるんだから、一生一緒にいられるとは限らない。
果たして、そこの部分に珠子が気付くことができるのか。
今んとこ、紀之は園田不動産に勤めることをそこまで嫌がっている様子はないです。
喜んではいないけど、珠子のことが好きだし、実家も幸せだし、それでいい。という感じ。
うーんだからやっぱり大森達夫との出会いが鍵になるのか?!
次回以降も楽しみ!
8巻出てます。9巻は12/25に発売予定。クリスマスですねー