『『未』成熟』最終話のあらすじ・感想です。
すっかり遅くなってしまい、申し訳ありません。
意外とあっさり最終話を迎えてしまいました。
ずっと読んでた方ならきっと思ったはず。
「やっぱり最後の締めはこのヒトだよね」と。
あらすじ
冒頭なぜか千暁の裸エプロンというサービスシーンから始まるのですが、
その後はシリアスな話し合い。
前回「結婚しよう」ということになった千暁と快陽なのですが、快陽はまだしばらく福岡にいなければならず、
一方で千暁は尊敬する人から転職のお誘いがあり、東京に住み続けたい。
千暁はしばらく別居婚でがんばろうと言うのですが、快陽はコドモなので怒ってスネてしまいます。
喧嘩のような雰囲気になってしばらく連絡を取り合わない2人。
しかし、「芯の強い千暁だから好きなんだ」と再確認した快陽は、ようやく納得し、改めてプロポーズ。
快陽は小さな婚約式をセッティングして、立会人として以前千暁が働いていたキャバクラのママと時人さんが来てくれました。
千暁は感動して号泣。後日、結婚式が執り行われました。
そのさらに後日、大倭が百合の実家を訪問しているシーンでこの最終話は締めくくられます。
百合のあまりの性悪ぶりに、大倭も思わず笑っちゃってました。
なんというか…彼女は幸せそうでしたよ。
ぜひ漫画の方を読んでみてください。
おしまい。
感想
婚約式で、肉親ではなくママと時人さんが来てくれたというところがよかったです。
家庭の境遇が大変でも、それでも千暁はがんばって自力で人脈をつくってきたんだということが現れていたと思います。
作品を通じて、主人公・千暁があまりに魅力的すぎて、ヒーローの快陽はちょっと存在が霞んでたかなーというイメージでした。
今までのMaria先生の作品のヒロインの中で、千暁が最も輝いていたのではないかと思います。
幸せになってくれて本当によかった・・・
百合についてですが、前回も書いたかとは思いますけど、「大倭への愛情」が失われていないことには安心しました。
百合にも、ひとつくらいまともな部分があってほしいですもの。
大倭は百合にとってのたった一人の子供であり、これからず〜っと母親の世話しなきゃいけないのかと思うとかわいそうですけど、
百合の実家、金持ちだからいいんじゃん?
要介護になっても金さえあれば、ね!
というわけで終わってしまいましたねえ。
Maria先生はまたクッキーで描いてくれるのでしょうか。はてさて。
6巻出てます。最終7巻は4/24発売です。