『三日月と流れ星』34話のあらすじ・感想です。
あらすじ
玲於に渡されたUSBの動画を見ると、浅井・元妻が登場してうろたえ、すぐ止めてしまった浅井さん。
充希は大して動揺することもなく奥さんの話を振ってみたりしたのですが、浅井さんのあまりの動揺っぷりに胸がザワザワしてしまいます。
また、最近浅井さんのカフェに取材のために美人の元カノが来るようになりました。
動画で見た奥さんと顔が似ている元カノ・・・。改めてモヤる充希。
そんなイラつきもあって、浅井さんの地雷踏んじゃう充希。
自己嫌悪に陥る充希でしたが、玲於が母親や浅井さんの話をしてくれて、「浅井さんの心によりそいたい」と思い直したのでした。
感想
思ったよりシリアスな雰囲気なので意外でした。
カラー1ページ目の浅井さん、魂抜けてますけど大丈夫か・・・
確かに、子供が産まれて1年以内に奥さんが病気で亡くなってしまうなんて、悲しすぎますな。
浅井さんは、まだまだその悲しみを乗り越えられないみたいです。
しかし、充希みたいな生真面目なタイプを付き合うからには、将来的には結婚を考えるのが普通ですよね。
で、結婚した後もず〜〜っと奥さんの話題になるたびにこんな魂抜けてる感じになるのは、やっぱりさすがにどうかと・・・
充希は奥さんのことも含めて浅井さんのことを受け止められる器のある子だと思うので、あとは浅井さん自身の問題でしょう。
玲於はお母さん無しで育ってきたわけですが、親父とは違いさっぱりしたもんです。
お母さんからの動画も、先の分まで全部見ちゃったという。
奥さんの早すぎる死によってできた心の傷がなかなか癒えないのは仕方ない。
が、奥さんの話をされるたびにめんどくさい態度とるんなら、女つくるなよと思う。
それは浅井さん自身もわかっているだろうし、だからこそ今までの彼女は遊びだったのでしょう。
充希と付き合うことに決めたってことは、浅井さんも今変わろうとしているんじゃないかと・・・期待したいです。
何にせよ、元妻の動画を全部見ないことには進まないかと思います。
がんばれ親父。
7巻出てます。