『ハコイリのムスメ』32話のあらすじ・感想です。
ウザキャラの緑田は前回で退場だと思っていたのですが、残念なことにまだまだ健在でした。
あらすじ
紀之さんは大森ちゃんの父(作家)ととても気が合うようで、仲良くしています。
「お手伝い」を頼まれ、即断ってはいたのですが、何やら悩んでいる様子。
珠子の方は、引き続きファミレスでバイト。それはそれはいじめられまくっています。
緑田には豚だの低脳だの言われ、主婦の松本さんには突き飛ばされたり背中にケチャップかけられたり。
店長には、勝手に先々のシフトまで入れられ、珠子のストレスMAX。
ついには、紀之さんからもらったネックレスが緑田のせいで失くなってしまいました。
さすがの珠子も我慢しきれず、店長にはちゃんと言いたいこと言って、家で紀之さんに「ネックレスなくした」と大泣きしながらしがみつきます。
次回へ続く。
感想
もはや緑田のアホみたいな髪型を見るだけで腹立たしい。
つうか、大事なネックレスがなくなって珠子が泣いているとき、なんでコイツはびっくりした顔をしてるんでしょうか?
いや、そりゃ泣くでしょう?馬鹿なの?想像力ないの?そんなんで小説書けると思ってんの??と、私はイラついて仕方ありませんでした。
緑田はまあちょっとさすがにいき過ぎですけど、店長程度のうざい物言いは現実にもありそうです。
池谷先生の描く漫画は、ところどころものすごくリアルだなーと思います。
こんなにひどいバイトなんてバックれりゃいーのに、珠子はマジメだから無理なのですね。。
それにしても、紀之さんの立場もなかなか辛いのはわかるのですが、いくら何でももう少し珠子の様子を気にかけて欲しい・・・
ただ、紀之は、珠子がバイト始めたてのときにすでに答えを言ってるんですよね。「珠子には金があるのに、ストレス抱えながらバイトする必要は全くない」と。
最初にはっきりそう言われちゃったもんだから、珠子は紀之に愚痴れなくなってしまったのでしょう。
みなさま、珠子がバイトしてる理由を覚えていますか?
紀之に「登山をプレゼントしたい」からです。
バイト先の人間がうざすぎて、もはやそんなこともうどうでもいいんじゃないかって思いますよね。
珠子がこれほどまでにストレス感じながらお金を稼いでも、紀之は喜ばないんじゃないでしょうか。
第一、紀之が欲しいのはそんなプレゼントなんかじゃなく、「進路の自由」でしょうからねえ。
なんだかモヤモヤな展開ですが、この漫画ではうざいやつは大体成敗されているので、緑田に関しても何らかの形でスッキリすることでしょう。
10巻出てます。
ハコイリのムスメ 10 (マーガレットコミックスDIGITAL)