『ハコイリのムスメ』33話のあらすじ・感想です。
これまで珠子のバイト先の緑田に散々イライラさせられてきましたが、ようやくスッキリした回でした。
あらすじ
紀之さんからもらったネックレスを失くし(というより緑田に奪われ)、泣いて帰ってきた珠子。
おかしいと感じた紀之は、バイトで何かあったんじゃないのかと聞きますが、珠子は緑田については話しませんでした。
バイト先では、その後も店長がしつこく「もう少し先まで働いて欲しい」と詰め寄ってきますが、珠子は断固拒否。笑顔で毅然と対応します。
松本さんからの嫌がらせにも屈しません。
そして無事にバイト最終日を迎えました。
最後に緑田がネックレスを持ってやってきます。このシーンが何もかも本当にキモかったです。
また揉めることになってしまったのですが、この日は紀之さんがこっそりバイト先まで迎えに来ていて、途中から割り込んできてくれました。
そういうわけで緑田の件については解決。さようなら緑田。
後日、珠子と紀之の家に卓とサクが訪問。就活に悩むサクとなかなか連絡が取れなくなっていた珠子は、大喜びです。
サクも大手企業から内定をもらったとのことで、みんなで宴会。
そしてそのとき珠子に大森ちゃんから「義兄(小説家)が紀之にバイトを断られて困っている」というラインが来たのでした。
神妙な紀之の表情。
次回へ続く。
感想
松本さんが背後からソースをかけようとしたときに、ちゃんと気づいていた珠子。
そういえば珠子は武道をやっていたので、その気出せば殺気(?)を感じることができるのでしょう。
キモい緑田と言い合っている珠子のところに紀之が登場してきてくれたシーンは、とても安心しました。優しい〜。
これで不快な緑田編は終了して、この後は「紀之・進路編」でしょうか。
紀之は「自分で進路を選ぶ」ということに未練があります。しかも憧れの小説家と接点ができて、仕事に繋がりそう・・・という状況になったら、尚更。
とはいえ、小説家でもネタは要るだろうから、とりあえず珠子の家の不動産会社(たぶん)に就職するのも悪くない選択肢だと思いますが。
個人的には、ここで珠子祖父が死ぬという展開があるんじゃないかと思ってますがね。
どちらにしても、これが池谷先生の漫画だということを考慮すると、2人がすんなりゴールインすることはないんじゃなかろうかと疑っています。
いったん別れるとか、あるかも。
10巻出てます。