『ハコイリのムスメ』34話のあらすじ・感想です。
「最終章突入」とあるので、物語はいよいよ大詰めのようです。
「ハコイリのムスメ」にはこれまで変&危ないキャラが数多く出てきましたが(直近では緑田)、それも今後はもう無さそうです。ひと安心でもありさみしくもあったり。
あらすじ
以前、大森さん(作家)のバイトに誘われ、紀之は断りました。
しかし珠子は紀之がそのバイトをやりたがっていることをアッサリ見抜き、背中を押してあげて、紀之はバイトに行くことになりました。
予想通り、バイトは楽しくて仕方がない様子。
一方、珠子は大学卒業後実家で紀之と一緒に生活すると思っていましたが、実は違いました。
おじいちゃんは
「紀之くんを会社で5〜6年働かせて吟味する」
とのこと。
紀之と離れて暮らすのは辛い・・・としょんぼりする珠子でした。
感想
さて、冒頭でも書きましたが、最終章に入ったそうです。
作者の池谷先生の傾向として、紀之と珠子が結ばれてすんなり終わることはまずないでしょう。
というか、珠子のじいさんの意向で、2人の結婚は最短でも5年後ということになります。
珠子と紀之は、一回別れるんじゃなかろうか・・・と私は予想しています。
「何があっても一緒にいる」とか「一生大切にする」とか、
「一生」系のワードが出てくると、読んでいる側からすると逆に不安になってきてしまいます。
それにしても紀之さん。作家の取材活動に胸躍らせるのは良いのですが、珠子のことは抜きにして考えても、大学卒業後すぐってお金ないですよね。
取材活動で世界を回って〜とかどっちにしても金銭的に無理ではないでしょうか。
紀之は、とりあえずは珠子の実家の会社に入るのかなと思っていたのですが、今回の発言(「不動産業に全く興味わかない」)を見ると、それもないかもしれないと思いました。
大学卒業後、紀之「やっぱり地元に帰りたくない」となる
→当初の予定通り、珠子が紀之との婚約を破棄する
→2人別れる
→なんだかんだやってる間にじいさんが死ぬ
→最終的には、珠子と紀之は結ばれる
というのが私の予想です。いかがでしょうか。
紀之も確かに将来が縛られて大変ですが、珠子こそ実家の跡取りという運命から絶対に逃げられないのでさらに大変です。
10巻出てます。