『ハコイリのムスメ』35話のあらすじ・感想です。
今回は、紀之が将来についての自分の気持ちをはっきりと自覚したところで終わりました。
具体的に話が進むのは次回以降になりそうです。
あらすじ
地元に遊びに来てくれた綾乃・サクと語り合う珠子。
実は綾乃は、卓経由で「紀之が園田不動産に入ることを迷っている」ということを知っています。
そこで、珠子に「2人のために自分で何かする気はないのか?」と結構つっこんだ話を切り出しました。
しかし珠子は、「家族が大切だから」の一点張り。
一方、紀之は引き続き作家のお手伝いバイトにとても楽しく励んでいます。
ある日、「自分の代わりに書評を書いてくれないか」と言われ、部屋にこもって文章を書きました。
そしてその後、紀之は「ジャーナリストになりたい」という自分の気持ちをはっきり自覚したのでした。
次回へ続く。
感想
さすがに珠子頑固だなと思ったのですが、珠子の「家への思い」は、一種の洗脳みたいなもの。小さい頃からずっと、じいさんから「お前が跡継ぎだ」と言われ続けてきたのですから。
なので、家族を守るために家族の言うことを聞く、というのは仕方ないのでしょう。
でも、それが「園田家・津川家の家族全員にとって幸せ」と言い切っているのは、ちょっと・・・
決めつけすぎだと思いました。
とはいえ、それは以前紀之が「園田不動産に就職する」と決意表明してしまったからであって、珠子としてはそれを信じているだけなわけです。
本心では不動産の仕事とかくそ興味ないと紀之が思っていることを、珠子はつゆ知らないので。
次回、きっと紀之が今後のことについて珠子に話すのでしょうが、ハラハラしますね・・・
珠子の立場としては、「信じてたのに〜っ泣」となるのは当然かと。。
個人的には、現在クッキーで一番面白いのはハコイリのムスメだと思っています。
11巻出てます。
シックスハーフ が11巻で終わったので、ハコイリのムスメはそれを超えますね〜。