『はじめてのひと』/谷川史子 22話 (ココハナ7月号) ネタバレあらすじ・感想です。
いやー、女って怖い・・・(私も女ですが)
ざっくりあらすじ
突然花房から別れを告げられ、パニクる恵麻。
強引に旅行に誘ったことを謝り、もっとがんばるから別れるなんて言わないで、と泣きながら説得を試みるも、
花房の心は動かず・・・。
前回、恵麻が花房の家でごはんを作ってくれているところを見て、
花房は「何十年先もこうしていっしょにいることが想像できなかった」
と感じた。
それが別れを切り出す原因となったそうです。
そして数ページ前まで泣いてすがっていたのが嘘のように、
恵麻はおっかない顔してビンタ&「消えて」。
「あんたみたいな収入と見てくれだけのぼーっとしたつまんない男」
(あ、やっと気付いたのね・・・)
と捨て台詞を吐きます。
一方、北別府さんのほうはというと、
「花房さんのことはあきらめる」と決めたのに、思いはより一層ふくらんでいるようです。
毎日ふとした瞬間に花房を思い出してしまう・・・。
その後、道端で花房と北別府さんがすれ違いそうになるものの、
タイミングがずれてお互い気づくことはありませんでした。
次回。
感想
今回は恵麻と花房がようやく別れたので、すっきりと言えばすっきりな回でした。
それにしても恵麻。ちょー怖いじゃないか。
でも、結婚適齢期の彼女に対して
「結婚相手として見れないから」とフッてくれるのは誠実じゃあないですか?
そこでダラダラ付き合って30超えて〜・・・よりよっぽど良いと思う。
学生時代のお付き合いと、アラサーのお付き合いじゃ意味が違うんだよー
ということを、ボーッとした男こと花房クンも学習できたことでしょう。
さて、恵麻が料理するところを見て
「何十年先もいっしょにいることが想像できない」と思った花房。
別れる原因に北別府さんは関係ないと言っていましたが、
北別府さんの部屋で朝コーヒーを淹れてもらうのを眺めているシーンが以前あって、
そのときは恵麻と違って未来を想像できたんじゃないかなあ。
というか、もうすぐサウジ行くんですよね、花房。
北別府さんとは一体どうなるんでしょう・・・。
次回はまた2ヶ月後です。
4巻出てます。
←21話 23話→