『アシガール』/森本梢子 番外編 (ココハナ3月号) ネタバレあらすじ・感想です。
と言ってもほんの10ページほどだったので、ものすごい短かったのですが。
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ざっくりあらすじ
唯が初めて戦国へ行き、空腹のあまり毒キノコ食べようとしたところで若君と出会った頃のお話です。
木村政秀が城代として守っている小垣城が高山によって落とされ、
皆の命がどうなったのかもわからない・・・
そんな状況で、なすすべもなくイラつく若君。
一人で吹雪に乗って城を出て、寝っ転がってぼんやりしていると、
唯の声が聞こえて二人は出会う・・・1巻で出てきた場面ですね。
その後のん気な唯の顔を思い出して笑う若君は、
「そういえば久しぶりに笑った」ということに気づきます。
で、いまだにこの時の奇妙な足軽小僧が唯だったとは知らない・・・
というオチでした。
感想
唯が奥方様となった今となっては、読者としてもなんとも懐かしい頃の話でした。
唯、ずいぶんかわいくなったもんだ。
若君は全然変わらないけども。
この謎の足軽小僧から始まり、ふく、馬番と・・・
色々な役をこなしてきた唯。
今や次期領主の正妻というわけですが、
足軽が一番似合ってた。
足どり軽やか、足軽にぴったり!
(と唯が自分で言っていた)
てか、だからもう、アシガールじゃないじゃん!
次号から新章スタートなんですが、
今までのように得意の俊足で大活躍する場面はあるのでしょうか?
あってほしいです。
走りまくる唯はかっこいいし、元気をもらえるから。
11巻出てます。表紙の唯かわいい。
12巻は2月25日発売予定です。
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