『アシガール』/森本梢子 83話 (ココハナ4月号) あらすじ・感想です。
今回から新章です。

ざっくりあらすじ
冒頭、足軽の姿でボロボロになりながら走る唯。
何やらピンチのようですが、場面は半年前にさかのぼり・・・。
もう童ではなく、妻もできたということで若君は髪を切りました。
父である殿様と同じような髪型です。
(がっかりした読者は私だけではないでしょう)
若君、成之、殿様の3人で話し合い。
「御月家の跡を継ぐと、羽木家の名前がなくなってしまう」ことに抵抗を感じている殿様は、息子2人に意見を聞きます。
2人とも「生き残るためには羽木の名前を捨てたほうが良い」という考えだったので、ヘソを曲げる殿様。(いや、逆にそれ以外にどんな意見を期待してたんだ)
唯のほうはというと、世話役の渡瀬に和歌の書き写しやらお琴の練習やらと、次期当主の奥方として何かとしごかれている様子。
しかし、渡瀬がそこまでイジワルでもなさそうなので安心しました。
今回はここまで。
このあと何か重大な事が起こり、足軽姿に戻るようです。
感想
かつてのように、足軽の格好で走りまくる唯を見て安心しました。
このまま「正室」としての唯を見るのはつまらなそうだったので。
若君・・・明らかに前の髪型のほうがかっこ良かったです。悲しい。
わかりづらいけど成之もちょっと切った。
逆に、足軽に戻った唯の髪がずいぶん伸びていて、以前の若君みたいな髪型になっていました。
安心したといえば、小平太がなーんも変わらず登場してくれたのもホッとしました。
なんだかんだずっと唯の近くにいますよね。
唯が勝手ばっかりして怒り狂っていても、追い出すようなことはしませんでしたし。
こういう立場の人はどうやって恋愛するんだろう?
地味に小平太の番外編が読みたいです。
新章ということで・・・
予想通り、前ほどはワクワクしていない自分がいます。
でも、きっとまだまだこれからの展開次第でしょう。
12巻発売中!
若君にくっつく唯が、とても女子っぽくて(元から女子ですが)かわいいです。
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