『ギルティ 〜鳴かぬ蛍が身を焦がす』/丘上あい 27話 ネタバレあらすじ・感想です。
ざっくりあらすじ
美和子(秋山の妻)が恵那(若菜の娘)とトイレに行っている間に、蛍太(秋山の息子)がいなくなってしまった。
秋山の頭に真っ先に浮かんだのは、やはり妹の瑠衣。
瑠衣の部屋に行く途中、若菜から連絡を受けた爽と遭遇し、いっしょに向かいます。
しかし部屋はすでにもぬけの殻・・・。
瑠衣はどこかへ引っ越した模様。
その後、蛍太は迷子で交番に保護されており、みんなひとまず一安心です。
一方、美和子は爽が秋山の元カノであることをなぜか見抜いていたり、
秋山と若菜が「爽が離婚した」と話しているのを聞いて暗〜〜いオーラを出していたりと、何かとアヤシイ・・・・
そして、恵那が美和子に「蛍太がいなくなったのは自分のせい、ごめんなさい」と謝ったとき
「うん そうだよ 恵那ちゃんとママが悪い 私は何も悪くない」
とコワ〜〜〜イ顔で静かにささやくのです・・・
恵那、冷や汗流して顔面蒼白。(そりゃそうだ)
その夜、美和子の携帯に瑠衣から電話が。ガタガタ震え上がる美和子。
電話を終えた後、美和子は蛍太に「本当は今日誰かといっしょにいた?」と聞きます。
すると蛍太は「ママはどろぼうさんなの?」と聞き返すのでした。
感想
秋山の妻・美和子について、
なんかうさんくさいな〜こいつ本当にシロなのかな?
と思っておられた読者さん方も多いのでは?私も含め。
今回で「ただの純粋なおとなしい奥さん・お母さん」ではないことがわかりましたが、
「クロ」ともまだ言い切れません。
瑠衣から電話を受けたときの焦りっぷりを見ると、「瑠衣とグル」ではないみたいです。
というか、息子を一時誘拐されているわけだから、グルじゃないに決まってますけども。
さて、瑠衣が蛍太に「ママはどろぼうさん」(さん付けワロタ)と吹き込んだようですが、
一体どういう意味なのか。
美和子の様子を見ると、まるっきり嘘というわけでもなさそうです。
妹である瑠衣から兄を奪ったという意味なのか?
それにしても、美和子が爽のことを気にしすぎているのも腑に落ちません。
単に美人だから嫉妬・・・というわけじゃないですよねえ。
きっと裏に、または過去に、何かあるのでしょう。
だんだん無邪気で何も知らなすぎる秋山にイラついてきた私です。
こいつはいわゆる「無意識の罪」的な存在というか・・・
これからどうするんだろう?
厄介者の妹をどうにかしようにも、妻子あるからなかなか動きづらいし。
つーか、元カノの爽がその昔「子供にの名前は蛍がいい」って言ってたことから
自分の息子に「蛍太」と名付けるとか、
嫁の立場だったらマジ勘弁してくれよ案件ですよね。
未練タラタラじゃねーか。
秋山がイタリアに修行に行っている間、
瑠衣やその周りに何があったのか・・・
次回は明らかになるのでしょうか?
気になります。