『アシガール』/森本梢子 89話 (ココハナ10月号) ネタバレあらすじ・感想です。
新章に入ってからというもの、アシガールの連載をあまり楽しめていなかった私・・・
あからさまに可愛くなった唯と若君のイチャイチャばっかり見せつけられても、「ウ〜ン・・・」とモヤモヤするだけでした。
私はもともとそんなに若君に「キャー!」となってなかったし、武将モードの若君はまあ良いんですが、イチャイチャモードはそんなに好きじゃなくて。
あの寝間着姿がかっこいいと思えないからかもしれない。
しかし、今回ようやくテンション上がりました。
単に私が尊推しだからという理由だけかもしれません。
ざっくりあらすじ
タイムマシンを使い、小垣城に着いた尊。
小平太に刀を突きつけられますが、無事に若君と会えました。
若君は尊に、「唯に現代の病院で治療を受けさせたい」と頼みます。
しかし尊は、現代の研究室にある燃料が完成していないから、と一旦断ります。
その後やっと目を覚ました唯は、自分が妊娠していることを知り、何としても赤ちゃんを守りたいと願います。
若君は燃料の事情を話さず、唯に現代で治療を受けるよう勧めます。
そして唯はタイムマシンを使って現代へ。
1ヶ月戦国で過ごすことになった上、出来上がってない燃料でどうやって唯が戦国に戻れるのか見当もつかず、超不安な尊・・・。
次回へ続く。
感想
また尊が出てきてくれて嬉しいです。
でも、そろそろ設定に無理を感じます。
尊は現代の情報から「若君と唯の間には7人の子供が生まれる」と知っているから、唯がピンチでもあまり危機感が生まれないというか、うまく言えないんですけど・・・
それともアシガールも、未来から来たトランクスが気づいた「人造人間がいる未来」と「人造人間がいない未来」があるというのと同じシステムなんでしょうか。
だとしたら不安になるのはわかりますけどね。
「唯が7人子供産む未来」もあれば「今回の流産(or堕胎)で一人も子供を産めなくなる」という未来もあるのだとしたら。
でもそんなわけでもなさそうです。
アシガールでは、一通りの未来しかなさそう。
以前、「未来の尊が新型タイムマシンを送ってくる」ってことになった時点で、これじゃあなんでもありじゃんとちょっと思ってしまいました。
それはそうと、唯は自分の体調がものすごく悪いのに、尊のことをアレコレ心配していて「いいお姉ちゃんだな〜」と思いました。
真逆なタイプの姉弟だけど、小さい頃から唯はず〜っとなんだかんだと尊の世話を焼いてたんだろうなーと想像できて、ほっこりしました。
さて、唯がどうやって現代から戦国へ戻るのか。
また、尊の戦国での生活を見るのも楽しみです。
12巻出てます。