『三日月と流れ星』/椎名あゆみ 33話 あらすじ・感想です。
あらすじ
絶賛就活中の充希。最後に2つの出版社の結果が出ましたが、残念ながら両方落ちてしまいました。
みいや浅井さん、浅井さんの友達と話していたら、ちょっとした話の流れで奥さんの話題が。
しかし浅井さんはあからさまに話を逸らします。(アヤシイ)
ところで前回、みいが玲於を誘ったシーンがありましたが、ずっと海岸でしゃべっていたそうです。
そして玲於の「彼女できた」発言は嘘であることがわかりました。
で、最後に、玲於がくれたUSBの中に入っていた動画を浅井さんと充希で見ましたら、
そこには赤ちゃんの玲於と浅井の嫁が・・・・!
次回へ続く。
感想
やっと話が動きそうですよ。一体いつまで「嫁」をひっぱるんだと思っていました。
で、嫁のことになるとあからさまに挙動不審な浅井さん。
まあ、嫌になって離婚したとかでなく、愛する妻が若くして旅立ってしまったので、話題に出たり姿を見たりするといまだに平常心でいられないのかもしれません。
最後に浅井さんは、動画に嫁が出てきてすぐにバチンッとパソコンを閉じてしまうほどの見事な動揺ぶりだったのですが、
充希は特にうろたえてはいない様子でした。
もちろん、動揺している浅井さんに気をつかってはいましたが。
充希からしたら、元奥さんのことを全く話してもらえないことの方にむしろ不自然さを感じているのではないかと。
ところで全然関係ないんですけど、
自分が充希の立場だったとして、浅井家でイチャイチャするのは無理だな〜と思います。
恋人の息子がいつ入ってくるかわからない状況って、なかなかスリリングではないですか?
しかも、過去は過去とはいえ、息子は自分のことを好きだったわけですよ。
その点はちょっと玲於に同情します。
家帰る時、いちいち気を遣わねばなりません。実家なのに。
そして「彼女できた」とか嘘をついたり、ああ健気だ。
まあそれはおいといて、嫁の外見・初お披露目で、ついに何かストーリーが動くのでは?
嫁の見た目はですね〜、綾乃(ベイビィラブ)みたいな感じ。
センター分け前髪ナシ、ウェーブがかったロング。椎名先生の「美人枠」だと思われます。
次号以降、大変楽しみです。
6巻出てます。